「シャッターは愛の告白」らしい。確かに好きな人が何でもないタイミングで自分にカメラ向けてくるのってすごく嬉しいよね。酔ってだめになってるときとか 鏡の前で化粧してるときとか、恥ずかしくて反射的にやめてよ〜って言っちゃうけど 本当はいつも泣き…
付き合い始めたばかりの彼氏に匿名アカウントささやか (@oyasumitte) | Twitterを特定されていると知った日、その人と別れるかアカウントを消すか、真面目に天秤にかけていたことを思い出す。 このアカウントがなければ始まらなかった人間関係は少なくなくて…
社会や制度といった概念は、確かに人が作り出したものだけれど、一度作られてしまえば作った者の意図には関係なく動き出してしまい、完全に統制することはできなくなる。当然、新たに作る前には、その順機能と逆機能について、顕在的・潜在的側面の両方から…
「北斎づくし」展に行ってきた。 企画展に行くのは元々好きだが、昨年から特に浮世絵にはまっている。そして浮世絵展を見に行くと必ずと言っていいほど出会うのが「画狂老人卍」、葛飾北斎の作品である。 20歳で浮世絵師としてデビューしてから90歳で没する…
そんなこと今さら言ったってどうにもならないじゃん、としか思えないことを言う人が苦手だ。起きてしまったことは起きたこととして受け入れて、状況が少しでも良くなるように対処して、「そもそもどうしてこんなことに」を問題にするのはそれからで良くない…
突然ですが、私の好きな男性のタイプは、私にとっての朝5時、相手にとっての29時に「ごめん起きてた?あなたの声が聞きたくなって、あ、次左折してください」とタクシーの中から電話してくる人です。 自分の好みが妙に具体的で、しかもかなり偏っているとい…
マシュマロありがとうございます! お返事が長くなりそうだったのでnoteを書こうとして、noteにしては長くなってしまったのでブログにしました。つまりとても長いので、先に結論だけ発表します。 おすすめの本はこれです。大学の図書館で読んでもいいですし…
話題の新刊を読みました。 アメリカの政治学者で、日本でも「ハーバード白熱教室」や著作『これからの「正義」の話をしよう──いまを生き延びるための哲学』等で広く知られるマイケル・ J・サンデル氏が、2020年に発表した“The Tyranny of Merit”の邦訳です…
アプリを使っている人と話したときに自分の中で新鮮に思ったことを整理したく書き殴ります。酔っているのでおそらく自分では読み返さずに投稿します。そのつもりで読んでください、よろしくお願いいたします 少し前まで、自分はそこそこマッチングアプリをや…
東京国立近代美術館で開催されている、「あやしい絵展」に行ってきました。 事前に日時指定予約無しで入場できる予約優先チケットを購入しており、開催期間中最初の日曜日、朝10時に突撃。1時間弱並びました。日時指定券を持っていれば日曜の朝でもほぼ指定…
新社会人に強く言いたいのは「実家に住め」ということ。実家に住めば家賃はゼロ。毎月家賃10万円を節約すれば30歳までに960万円が貯まる。960万円を4%で30年間運用すれば、何もしなくても60歳までに3000万円以上の資産になる。20代の8年間を家族と住むだけで…
こんなツイートを見かけた。知らない男女の、マッチングアプリ上のメッセージのやりとり。 怖すぎわろた pic.twitter.com/B4cGj8Yoqr— えり婚活備忘録 (@erierieriii__) 2021年3月30日 まず相手の男性については、ああ、疲れちゃったのねと思った。本人に言…
お疲れ様です、そして年度末お疲れ様でした わたしは19卒なので、今日は社会人2年目として働く最後の日。節目だし自分の3年目の目標を整理するためのブログを書こうと思って、導入部分は今朝の電車の中で書いていた。いたのだが、私の3月はなかなか終わらな…
「何を言えるかが知性 何を言わないかが品性」という言葉を有名にしたのはどうやらスピードワゴンの小沢さんらしいけれど、彼の言葉なのか出典が他にあるのかはよくわからない。定期的に誰かが思い出したように自戒の念を込めてツイートしてはバズらせている…
ご存知だろうか。人一倍自己嫌悪を感じる人は、人一倍自己愛が強い人である。 自己嫌悪感は、自分を否定したり責めたりするように見えて、実は自分を守るために機能している。自己嫌悪感の素の一つは、自分が「本当の自分はもっとすばらしい」と理想の自己を…
いつからかは覚えていないが、心の中にリクルートを飼っている。飼おうとして飼ったというよりは勝手に棲みつかれたと言う方が適切かもしれない。 何を言っているのかわからないと思うが、私も何を言っているのかわからない。 わからないなりに推測すると、…
好きになった人の好きなものに弱い。 これまでの人生で、新しい音楽を聞くようになるきっかけは大概好きな人だった。アイドルオタクを好きだった頃は一緒になって乃木坂46にハマった。 今回はそれが、バンドだったのだ。 私が最近Spotifyでお気に入りに入れ…
「教えてください、あなたは何をするのですか/その激しくかけがえのない一度きりの人生で」— さやか (@oyasumitte) 2021年2月28日 大学生の頃、インターンシップでお世話になっていた会社の上司からよく本を借りていた。読書好きの方々がわたしに勧めてくだ…
私は、ひとつの言葉や発言をその文脈から切り離して考えることは基本的に不毛だと思っている。 会話の中で出た言葉であれば二人の関係性を無視して何かを判断できるわけがない。公人の発言であれば、記事の全文や番組全体の演出、発信するメディアの持つバイ…
タイトルは自己紹介です 「名誉男性」って、もっと強い女を指すのかと思っていた。単に男性と肩を並べて働く女ではなくて、総合職の中でもバリバリ出世して、自分がいつか結婚して家庭を持つときにそこで大黒柱になる覚悟がある女性というか……とにかく自分よ…
あなたを尊重してくれない人との縁は切るべきです。 つらいならいつでも逃げ出せば良いよ。 気が進まないことを無理にしなくていいの。 あなたを理解しない人の言葉は無視しよう。 太っていてもファッションはいくらでも楽しめるわ。 何歳になっても結婚はで…
「ピュアなのに」とか「真面目なのに」とか べつに誰に求められているわけでもなく勝手にそうしているだけなのに見返りを求めてしまう私たち─── 先日友人から「特に好きではない異性から自分のために貞操を守っていることをアピールされて参っている」という…
ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のお正月スペシャルをTVerで見ました。原作も連ドラも見ていないのですが、Twitterでこんな感想を目にしてしまってはじっとしていられず…… 逃げ恥は前作が特に刺さらなかったので正月の特番はスルーしていたんだが、「意識…
こんばんは。さやかです。 今回は「他者の人生に口を出す権利」について、私が誰のものだと考えているかを書きます。「口を出す」という言葉は、字面通りの意味から一歩進んで、実際に干渉・介入するような言動をイメージして使っています。 ベースは持論で…
24歳くらいで死にたいとずっと思っていた。 先月、わたしは24歳になった。これからどれほど楽しいことがあるとしても、今みたいな日々も同じように続くなら、やっぱりもうおしまいにしてしまいたいなと思う 一方で、22まで私に何不自由ない暮らしをさせ、何…
最近、自分は他の誰かより繊細だ、と言える人の図太さが気になってしまう。 自称「人の気持ちに敏感すぎる」人が、真に他者の気持ちに敏感だった試しがない。そういう自称敏感すぎる人たちの関心の対象は、大抵相手の感情ではなく、相手の目に自分がどう映っ…
ロンドンナショナルギャラリー展 8月のある金曜の夜、仕事を終わらせていそいそと向かった上野駅。上野公園からは、小さい子供連れの夫婦やカップルがたくさん出てきた。自分が逆走しているような居心地の悪さと、すれ違う人間が全然一人じゃないことから来…
最近、中学受験の話題がツイッターのタイムラインによく流れてくる。自分の子どもに中学受験をさせた親、させようと思っている親目線の言葉たちだ。 私は中学受験についてほとんど何も知らない。小学生の頃「中学受験する?」と親に尋ねられたことはあったが…
目が左右対象じゃないのは雌雄眼といって実はとても魅力的 みたいなツイートがバズっててリア垢でも「これ私だ!」を見かけたけど、そもそも目が左右対象な人間の方が少ないから左右対称な人が特別美しいとされてるんだと思ってた。人類皆雌雄眼— さやか (@o…
美術館に行くのが好きだ。 過去にも何度か、企画展を見に行ったことをネタにブログを書いた(声に出して読みたいお名前「ズビグニエフ・リプチンスキ」 - どんな言葉で君を愛せば|@oyasumitte)。 興味を持ったものに関してはわからないなりに色々見て回ろ…