どんな言葉で君を愛せば|@oyasumitte

ハッピー賢者モードと人生イヤイヤ期を行ったり来たり

ミーハーなりの好きな日本酒の探し方

日本酒が好きです。お酒には強くないし、好きなだけでべつに詳しくもない。ただ日本酒を飲むのは好き。 それだけの理由で、而今という日本酒の写真をXのアイコンに設定して2年ほど経ちました。ジコンと読みます。 #新しいプロフィール画像 pic.twitter.com/g…

令和の夢小説漫画 『推しにガチ恋しちゃったら』

繋がりという言葉にある特定の意味を見出して疼く心がある人。夢小説を読んだ十代の記憶がある人。 こんにちは、私もそうです。そうでした。 ガラケーで夢小説を読み漁り、己の中の需要に応えてくれる供給がなければ自ら書き、読んだり読まれたりする中で惹…

『一万回話しても、彼女には伝わらなかったこと』の感想で笑い合いたい

話したいことがたくさん残ってる 中華料理で何が好きとか 加藤千恵『真夜中の果物 』 これは私が一番好きな短歌。収録された短篇集『真夜中の果物』は、4ページほどのショートストーリーにそれぞれ短歌が添えられる構成で、この短歌が添えられた「酢豚」とい…

店員さんにタメ口なお客さんもお客にタメ口なプロも苦手

Xで話題になっていたことで知ってから何度も予約を試みた、資生堂のゴールデンバランスメイクアップレッスン。あまりの予約の取れなさにチャレンジすらも諦め、はや半年が経ちました。 そんなところに、都内の別のパーソナルメイクサロンの体験予約の広告が…

泣かないでと百回つぶやく

大丈夫。大丈夫よ。大したことないわ。 ちょっとよろめいただけで、どこも怪我していないじゃない。この世の終わりみたいな顔してどうしたの。大袈裟ね。優しく「大丈夫?痛かったね」なんて言ってほしかったのかしら。 不意にあらわれた扉に向けて、咄嗟に…

「愛っていうのは言葉でも気持ちでもなく、行動のことだと思う」

7月23日、Zepp ShinjukuでMOROHAのワンマン MOROHA V RELEASE LIVEを見た。 お湯落ちマスカラが全て落ちてすっぴん同然になるまで泣いた。彼らのライブを生で見るのは二度目。一度目も泣いていたから、二分の二、泣いたことになる。二度あることは三度あると…

好きな人がダサいと悲しい

ツイッター(以下、Xとする)の一部のアカウントを見ると心がざわつく。 私人間のトラブルを大事にして私刑を促していたり、ナンパした相手の盗撮写真を載せていたり、芸能人やインフルエンサーの見目麗しい画像を用いてインプレッション稼いでリプライに自…

「ご遠慮ください」が伝わらない2023

「う…そ……だろ…?これ、ネタじゃなくてガチで言ってる!???義務教育の敗北すぎておばちゃんはびっくりだよ」というつぶやきと共に、メッセージサービス「マシュマロ」に寄せられたメッセージの画像をTwitterに投稿した、うさもも 贅沢な女さん(@uuusamom…

自分を良く見せようとする人々よりもっと自分を良く見せようとしてしまう私たち

自己肯定感という言葉が広く流行って久しい。元々はカウンセリングや心理学の領域で提唱された概念で、定義はさまざま為されてきたが、現在の自分を概して肯定的に認める感覚のことであるというベースは共通していると言える。 しかし流行の波にのって自己肯…

Fake it till you make it. /その部屋のなかで最も賢い人

最近、『その部屋のなかで最も賢い人 洞察力を鍛えるための社会心理学(原題:The WISEST ONE in the ROOM)』という本を読んだ。 世界は、私が自分以外の誰かに対して「賢い!」と言いたくなることで満ちている。ここで「賢い!」と言われて嫌な人がいなけ…

「ひでんマシンばかり覚えさせられているポケモンの気持ちを一度だって考えたことありますか」

私が社会人になって丸四年が経った。この春入社してくる学部卒の新入社員は、もうほとんどが大学すら被っていない世代だ。 年が近ければ気持ちがわかるなんてことは残念ながらないけれど、二年前ならきっと思い出せた当時の不安が今の私にはもう見えない、そ…

『コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル』

こんにちは、さやかです。私はミーハーなので、みんなが買っているメン獄さん著『コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル』を読みましたし、みんながやっているようにこういう写真も撮りました。 今回は、これってアレじゃん…こんなんさァッッ 絶対…

あちら側にいたのは、自分だったかもしれない

もうそんなに若くないということ。 「かわいい」って大別すると愛か軽蔑じゃない?とインターネットで書き出したそばから、でもその両方なことも多いかあと思って何も書けなくなる、みたいなこと。失礼なおじさんに腹が立つとき、その向こう側に顔は見えない…

企画展「クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ」に予約なしで行ってみた

今回はタイトルのまま。昨年から行きたかった東京都現代美術館の企画展「クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ」に行ってきました。 行きたいなーとのんびり思っている間に、予約券は3月分まで完売。しかも聞くところによると、当日券は朝のうちに売り切…

いちばん哀しかった あの日さえもう かがやいている

「寂しい」と口に出せる人から幸せになっていくと最近誰かが言っていた。私は、被害者面をやめられた人から幸せになっていくと思っている。 ここでいう被害者面とは、過去の己の選択を「選ばされただけ」と後からひっくり返すようなこと。大人同士の合意の上…

順逆一視2023

謹んで新年のお慶びを申し上げます。 お久しぶりです。さやかです。ブログではろくに昨年の振り返りもしていませんが、明けてしまったものは明けてしまったので、今年の抱負から書きます。順逆一視です。 昨年は行雲流水としていました。毎日思い出していた…

「わざとだよ?」

マッチングアプリのメッセージで「漫画を貸してほしい」と言ってきた男性に対して、大変ご立腹されている女性を見かけた。 いい大人が自分で買おうとしないなんてと憤る気持ちはわからないでもない。ただ男性からすれば、自分も相手も好きなものを会う口実に…

たなごころ

「延岡、吸わないの?やめたんだっけ?」 「いやー、そうすね、今日は……」 煙草に火をつけた日向さんが不思議そうに言う。その視線の先にいる男の反応に、思わず持っていたグラスを置いた。 今日は……今日は? 学生時代から数えて九年来の友人である延岡が、…

こぐまちゃんとか おおきなポケットとか たくさんのふしぎとか

『おおきなポケット』に、『たくさんのふしぎ』。ピンときたあなたには、お子さんがいるのでしょうか。それとも子どもに関わる仕事に従事されていたり、或いはご自身の記憶に残っていたり? 私はといえば、すっかり忘れていました。実家の書棚の一角を占める…

でもそれがあなたじゃなければ 待つこともなかったわ

「言葉にできないほどの思い」とか、「言葉をかわすよりも前に惹かれ合った二人」とか。何の文脈もないところにポンと投げられてもそれだけでなんだかすごくロマンチックに響きませんか。感情を言葉にするのがあまり得意ではない人、はどう読んでも悪口なの…

言葉の裏を読もうとする人は、裏のない言葉を理解できなくなるらしい

私は結構、好意が人にバレやすい。バレやすいというかあまり隠す気がない。誰かのことを苦手だなと思うとき、その負の感情はできるだけ隠したいし、それが社会性だとは思っている。一方で、好意に関しては隠すメリットがあまりないと思うので、好きな人に好…

知らない方が良いかもしれないこと、たとえば章姫のおいしさとか

私はイチゴが好きです。イチゴの中で、章姫(あきひめ)が一番好き。 「章姫」長い紡錘型の果実。果実が大きく、酸味も少ない。 https://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-360/shoukai/shizuokayasai/strawberry/variety.html つまり、苺の中でも比較的大き…

カプセルホテルに泊まってはいけない人の特徴1選

こんばんは。「まだ3年目」と言える年度が終わろうとしています。25歳会社員のさやかです。 先日、人生初のカプセルホテルに泊まってきました。泊まってわかったことは、私はもうカプセルホテルを使わないほうがいいらしいということ。 他にも利用してわかっ…

浮気ってするかしないかじゃない、バレるかバレないかだ

タイトルのとおりです。タイトルのとおりなのだけれど、結論を急ぎすぎると避けられる誤解を生むことは匿名で3年もインターネットをやっていればわかるので、少し順を追って書いてみたい。 先日、マシュマロでこんな質問をいただいた。 質問にそのまま答える…

タオルを煮る人、煮ない人。

世界には2種類の人間がいると思うのよね、タオルに嫌な匂いがついたときに手を替え品を替えそのタオルを使い続けるための努力をする人と 捨てて新しいタオルを買う人— おんせん (@oyasumitte) 2022年3月10日 我が家のバスタオルに、雑菌臭のようなものがつい…

きれいなもとかれ

フォローしているインスタグラマーの質問コーナーに「20年前の元彼が忘れられない」という相談が寄せられていた。回答は「無理に忘れる必要はなく大事な存在として自分の中にしまっておけばいい」というアドバイスで、それはとても正しいし、それ以外言えな…

30というスペシャルな数字

好きなバンドマンがインタビューで言ったこと。 「人って30歳を越えるまでにやってきたことって、そう簡単に変えられないと思うんですよ。無意識に言い訳して、逃げると思うんです。でも、そういうふうに生きてきたからしかたない。だったら、無理やりにでも…

笑う、と呟いた瞬間の真顔とか下着とか

自分が嫌なやつだなと思った話をする。2022年最初のブログ投稿で。 音楽も映画も、読書以外のインドアな趣味はほとんどサブスクで楽しむようになって久しい。毎度課金はしない分、気になったものに手を出すハードルは以前より大分下がったはず。一方で、何か…

わたし史上一番変なあだ名「おまもり」

学生の頃、好きだった男の車によく乗っていた。その日も私は、彼の車に乗っているはずだったのだ。約束の内容も理由も覚えていないのだけれど、とにかく乗るはずだった私を乗せずに車を走らせていた彼が偶然交通事故に遭う。今思えばわりとしっかり不謹慎だ…

「初対面だが 俺はすでに君のことが嫌いだ」

失礼な人が苦手、つまり好きだということです 25年も生きていると、自分の考えていること、見聞きしたこと、すべてを話せる相手なんていなくなる。ただ何をどこまで話すか、その広さや深さは当然相手との親しさによって変わり、限りなくすべてに近い大部分を…