明けましておめでとうございます。2018年の大晦日にこのブログを始め、昨年末にはその1年間の振り返りをすることもなく新年に突入してしまうような怠け者ですが、本年もどうぞ宜しくお願い致します。
改めまして、こんばんは。さやかです。今回は2019年をブログも含めてざっくり振り返り、それを踏まえた上で2020年の目標を宣言するつもりです。
来年こそ男に振り回されまいと決意した数分後に男からのLINEで終電に乗るために走った昨夜、なかなか離してもらえず身支度もそこそこに次の約束に向かって走る羽目になってる今朝、2019年はほんとにこういう年だったし2020年はもう少し走らなくてもいい年にしたいわね
— 爽 (@oyasumitte) 2019年12月31日
2019年まとめ
1月
表:卒論発表の準備
裏:ブログをたくさん書いた
私の2019年の大きな目標は,自分を好きだと言える自分になることです。(中略)
幸せなときに自分のことを嫌いだと思う状況ってあまり想像がつかないので,基本的には幸せに機嫌良く過ごせたら,自分を好きでいられるのではないかと考えています。
自分にしかできない仕事って探せば最初からそこにあるものではなくて,誰にでもできる仕事を自分にしかできない仕事に変えられる人になって,初めて与えられたり,挑戦できたりするものなのではないかと私は思っています。(中略)
私はそうやって人に必要とされる存在になっていきたいし,そうやって手に入れた仕事とお金で自分自身を幸せにできる人間でありたいです。
『人懐こいのが私だけれど,この性質のせいで押せばヤレると思われることに疲れてしまった。自分を変えるべきか?』
私は,自分ではなく戦略を変えるべきだと思います。
放っておくとひとりで自分の力不足に落ち込んでしまう私に,このブログを読んだ方が「良いと思う」「良いから書け」と言ってくださるので,今日も調子に乗って3800字書いています。
2月
表:卒論発表をした。卒業旅行に行った。
裏:ブログがスマートニュースに載った
偏見なしに飛び込んでみないとわからない世界ってたくさんあって,最初から「自分はこうだから」と選択肢を狭めてしまうのはとてももったいないことだと思います。自己分析や他己分析,インターンへの参加やエントリーシートを書くことを通して,見えてくる自分の顔はあるけれど,(中略)思考や動機を言葉に落とし込んで,それで自分を理解したようなつもりになって選択肢を狭めないこと。
人生の満足度を高めるために重要なことは,とにかくそれを「自分で選んだ」と思うことです。自分で選んだ大学に進み,自分で選んだ会社に勤め,自分で選んだ人と付き合っているのだと。自分には選択の自由があり,その自由を行使した結果が現在であると思うとき,人生における満足度は大きくなります。
将来のことがわからないのは不安だ。好きな人に好きになってもらえなかったら,つらい。でも彼女の身の上話に私が共感できたのは,私がそれを経験してきたからで,それはつまり,彼女の涙の理由になった出来事も私が泣きたくなった体験も,ありふれているということになる。ありふれていたら悲しくない?そんなわけはない。「不安なのはみんな同じ」,「失恋なんてよくあること」。だから何だと言うのだろう。
ちなみに Smart News に掲載され、記事単位で過去一番閲覧されたのはこれでした↓
「絶対に何もしないから」は100%の敗北宣言だと思う。 - どんな言葉で君を愛せば、
3月
表:旅行に行ったり引っ越したり大学を卒業したり
裏:ブログがはてなブログTOPに載った
はてなブログ公式のトップに掲載され、多くの人に読んでいただいたのはこれ↓でした。被ブクマ数最多記事でもあります。
なぜあの人は過剰に改行するのか。私はなぜそれを嫌うのか - どんな言葉で君を愛せば、
4月以降はブログの更新頻度も落ちたのでサクサク行きますね。4月、入社。5月、研修。6月、配属。夏、失恋。秋、婚活。冬、虚無。
ハロウィンの頃を境に生活に占める仕事の割合が拡大して、とにかく目の前のことにあたっている間に年末が来て年が明けていました。計画性ゼロ、振り返ると何をしていたのかよくわからない日々でしたが、仕事はしていたはずです。
さて数日前、年末に省いた1年の振り返りや新年の目標宣言の為にブログを書かねばなと思っていたところに、こんな質問をいただきました。
今年の目標は「後悔をしない」
「もう一度就活が出来るとしたらどんな業界のどんな職種を選びますか?」、これは私にとって答えるのが難しい質問です。
理由は3つあって、まず質問の背景が全く見えないこと。私はマシュマロにお返事するときには、その質問がどんな立場のどんな人からどんな文脈で発せられたものかを考えるようにしています。もちろん対話ではないので書かれなかった部分は想像で補っていくのだけれど、今回は何の情報もないので、この工程がかなり難しくなっているわけです。質問者さんの人物像はパッと思いつくだけでも、就活を控えている学生、今している学生、もう終えた上でその結果に自信が無い人……勿論この中のどれでもない可能性もあります。
答えにくい2つ目の理由は、私は自分が今いる会社しか知らない、もっと言えば、今の会社ですらまだ1年も働いていないという点にあります。やり直してもやっぱり今の会社・業界を選ぶとか、やり直したら選ばないとか言えるほど私はまだ自分が働く業界について理解していません。私は最近プチ炎上したようなトップファームのコンサルではないから、半年同じところにいても自分の言葉で評価できるほど自分のいる業界を理解したとはとても思えません。
最後の理由が最大の問題で、「もう一度就活が出来るとしたら〜」という質問に対する答えは、私が設定した後悔をしないという目標の下では「やり直しても今の会社を選びます」しか選べないということです。それ以外の回答からは、どうしても後悔が匂い立ってしまう気がするから。
「後悔をしない」とは?
色々言い訳がましく書いてきたことからお察しされた方もいるかと思いますが、正直なところ、今の私にはとても「就活をやり直しても今の会社を選びます」とか、生まれ変わってもまたこの道を選びますとは言えません。先程は綺麗事を述べましたが、はっきり「やり直して違うところに行きたい」と思う日もそこそこの頻度であります。苦しいことはあるし、自分の選択に自信はないし、隣の芝は青い。
でも就活をやり直す機会があったとして、隣の芝がいざ目の当たりにしたときにも青いままなのかはわかりません。一方で今自分の目の前にある苦しさがずっと続くとも限らなくて、だから今「選び直せるならここ以外の場所を選ぶ」とは言えないし言いたくないのも本音です。
今年の私の目標は「後悔をしない」。
これは慎重さを捨てて無鉄砲になるとか、何でもやってみるとかいうこととは少し違っていて。避けたいのは、ただ漠然と不安を抱えて二の足を踏むこと、自分の選択を嘆くばかりでさらに最善から遠ざかる道を選ぶこと、それだけ。
考えるべきことは考えた上で、検討すべきことは検討した上で、機会があれば挑戦をする。そして結果がどうであれ後ろ向きに振り返って嘆くのではなく、現在地からどこへ向かいたいか、その為には何をすべきかという問題に集中する。選択に際して万全を期すことは無論大切なのだけれど、それでもとにかく一度自分が決めた物事に関して、これでよかったんだ、これが良かったんだと思えるように自分で自分の選択の先を磨いていく1年にしたいのです。
日日是好日。
今に始まったことではありませんが、書けば書くほど当たり前のことしか出てきません。
今年はというか 今年も、私は当たり前のことを当たり前に、そして可能な限りで当たり前以上のことも当たり前にする姿勢を大事にしたいし、そういう自分を下手に人と比べて落ち込まないようにしていきたいです。
何だか「自分を好きになりたい」と言っていた1年前と代わり映えしないことを言っていますが、実は2019年、私は結構自信をつけたような気がしています。偏に褒め上手な友人、職場の先輩、このブログを褒めて私を調子にのせてくれる方々のおかげです。
またもっと小さな目標としては、週に1冊以上新しい本を読むことと、下記の2つを掲げます。
二兎を追う効率厨なので、今年の小さな目標 ①英語の長文を読むのを習慣にする ②世界史を学び直す の両方を同時に始めるために山川の英文諸説世界史を買いました。2020年初の買物。 https://t.co/4ys6dwi3Tg pic.twitter.com/qFu2g5y2Kz
— 爽 (@oyasumitte) 2020年1月4日
ちなみに2019年の目標の一つだった「日記をつける」は誰にも読まれないと思うと習慣として続かないことがわかったので、今年は誰にも見られずに書きたいときにだけノートを使うことにしました。
「もう一度就活が出来るとしたらどんな業界のどんな職種を選びますか?」というマシュマロをくれた方は、きっと「やり直してもこの会社を選びます!メーカーの本部勤務はいいぞ」とか「やり直せたらメーカーは選びません。金融に行きたい」とかいうさっぱりした答えを求められていたのだと思います。ごめんなさい。どちらも言いたくなかったので、このような長文でのお返事となりましたことをお許しくださいませ。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます!
おやすみなさい。さやかでした。
今を愛して今があるんだ
愛したことに胸を張るんだ
ー Hey!Say!JUMP『アイノユウヒ』