どんな言葉で君を愛せば、

22歳新卒社会人、OL人生のスタート

誰かにSpotifyを紹介することは、彼氏を紹介することに似ていると思った。

こんばんは。さやかです。私は自分の部屋にいるときや移動時間など、意図して誰かと一緒にいる時間を除いた多くの時間を、音声メディアを聴いて過ごしています。体感的にはその時間のうち9割以上は音楽を聴いているのですが、その際に利用しているのが「Spotify」です。

私は大学2年生の頃までは自分でCDを買ったり借りたりして取り込んだ曲や、iTunes Storeで買った曲、あるいはYoutubeに音源がある音楽だけを聴いていたのですが……

2016年9月、スウェーデンで創業されたSpotifyが日本に上陸しました。11月の大々的なスタートを前に9月から先行招待のエントリー制が敷かれ、その招待コードを自担(ジャニーズオタク用語。自分の担当≒推しメン。ここでは赤西仁のこと)が配布していたという理由だけで、特に何も考えないまま私はSpotifyの利用を開始したのです。

Spotifyには無料プランと有料プランがあります。私は1年弱の間は無料で利用しましたが、以下の3点にストレスを感じていました。

・スマートフォンではシャッフル再生しかできず、聴きたいときに聴きたい曲を聴けない

・オフライン再生ができない

・(曲間の音声広告)

広告に関してはカッコでくくれる程度のものですが、外出中を含めて「聴きたいときに」「聴きたい曲を」聴くことができないというのは私にとってはかなり使い勝手が悪く、利用時間はあまり長くありませんでした。Spotifyは「おすすめ」の機能がすごく強く(それが使い込んだ今となっては私がSpotifyを選ぶ理由にもなっているのですけれど)、アーティストを選んでシャッフル再生しても、そのアーティスト以外の楽曲もミックスされたプレイリストでシャッフル再生になって聴きたい曲がいつまでも流れない……ということがよくありました。当時から、自分では選ばない音楽に触れられるのは新鮮で良いとは思いつつ、その際にあまり好みではなかったり気分に合わなかったりして聴きたくない曲を飛ばせないというのが私にとっては難点でした。

Spotifyの有料プランは、月額980円です。それを支払うだけで、「聴きたいときに聴きたい曲を」「オフライン再生で」「音声広告なしで」聴くことができます。さらに学割制度があり、大学生だった私は月額480円で利用することができたので課金のハードルが低くなっていました。つまり私は好きなアーティストが招待してくれたのでとりあえずSpotifyに登録して、学割で安かったのでとりあえずSpotifyに課金しました。

今、定額の音楽ストリーミングサービスはいろいろあります。パッと思い浮かぶだけでもApple Music、AWA、Amason Music Unlimited、LINE MUSIC……とにかくたくさん。私がSpotifyを使っていることを知っている友人は「Spotifyやっぱり良い?音楽アプリ迷ってるんだけど…」と聞いてくれるのですが、私には「あなたに合うかどうかはわからないけれど、私はSpotifyが好き」という答えしかできません。

確かに私はSpotifyを無料で使っている間に、当時使うことができた合法かつ無料の音楽配信サービスを、有料プランの1週間〜3か月期間限定無料体験を含めていろいろと試しました。でも私はすべての有料プランを試したわけでもなければ、当時の私は今あるすべての選択肢を検討したわけでもないのです。今となっては、アマゾンプライム会員ならAmason Music Unlimitedの方が月額で200円安いことがわかっても、それに全く惹かれないくらいにはSpotifyが好きなのですけれど、これはきっと使い込んだ結果として私の好みがSpotifyに把握されておすすめが最適化されたことと、私自身がSpotifyの操作性に慣れたことが大きいんだろうなあと思っていて。

つまり私の中でのSpotifyは私の好みをガッツリ把握してくれている、例えるならある程度の期間付き合った彼氏のような存在で、でも彼氏が私にとってどんなにいい人でも、友達にとっては初対面の存在でしかないわけです。友達にとってのいい人が、私の彼氏のような人であるかどうかはわかりません。だから、友達に音楽アプリのおすすめを聞かれたらとりあえずSpotifyの使用感を伝えつつ、Apple MusicやAmason Music Unlimited、LINE MUSICをとりあえず使ってみることが一番だと思うという答え方になります。Spotifyは4,000万曲以上を聴き放題だとか他は6,000万曲だとか、比較しやすい数字は各サービスが発表しているのですけれど、その数字が多ければ自分の聴きたい曲がある可能性が高いとは限りません。どこでも聴ける音楽もありつつ、各サービスには強みとしているジャンルなどの特徴があり、そこが自分の求めるものと合致しないと最適な選択はできません。

婚活や就活でも、条件を調べあげてとことん比較して最適な選択をしようとする人と、直感を信じてフィーリングで決定した選択を後から最適解だったと思えるようにしていく人がいると思うのですけれど、たぶん音楽を聴きたい人が定額配信サービスを選ぶときの方法も、結局はその2つのどちらかになるのだと思います。

付き合い始めるのは簡単なのに、一度付き合うと簡単に穏便に別れることはなかなか難しいという点でも、Spotifyは恋人と似ているかもしれません。これは音楽に限った話ではなくて、「便利になる」という方向にお金を使うときには、それをやめられなくなる可能性も考えておいた方が良いです。駅から近い部屋に住んだあとで駅から遠い家に住まなければならないのは苦痛だし、通販を頻繁に利用する人は、一度宅配ボックス付きの家に住んでしまったら次の家探しでも必ず宅配ボックスを条件に入れることになるでしょう。気軽に手にした便利さに、人は順応します。一度自分の中で当然になってしまった便利さを、人は痛みなしには手放せません。

私はSpotifyの有料ユーザーなので「Spotifyはいいぞ」と言うけれど、それは音楽配信サービスとして他よりも優れているから人にすすめるというよりも、感覚的には寧ろ「私の彼氏、こんなに凄いんです」と言っているのに近くて。それ以上のことは結局「無料で使える範囲で試して、自分の好きな音楽を好きなかたちで聴けるアプリを探してください」としか言えないのです。課金するかどうかも慎重に考えてみてください。私の恋人はあなたの恋人にはならないし、私の恋人のような人があなたにとってのいい人なのかどうかはわからないので…!

ということで、ジンアカニシの新アルバムからリードトラックシングル「THANK YOU」を先行リリース配信する音楽配信サービス一覧のリンクを貼って終わります。自分の好きなアーティストがどのサービスなら利用できるかというところから選ぶのも手だと思います。彼のように36個もあるとそれだけでは決められませんが、どのサービスを使うかこれから決める方の参考になれば嬉しいです。

私は自担のようにギリギリでいつも生きていたいわけではないのですけれど、今日も日付が変わる前ギリギリの更新になってしまいました。最後までお読みいただきありがとうございます。おやすみなさい。さやかでした。