新年明けましておめでとうございます🎍
今年も宜しくお願い致します🎌
おはようございます。E女です。
早速ですが,今回お話ししたい内容は以下の3つです。
- 悪口は 百害あって 一利なし
- 悪口や愚痴を言わずにすむ方法を考えよう
- ノートを書こう。日記をつけよう。
悪口は 百害あって 一利なし
前回お話した通り,匿名アカウントだからこそ好き勝手に言えることがあり,繋がることができる人たちがいるなと思ったのが「E女」というアカウントを設けた理由です。
端的に言えば,悪口言い放題だと思ったから裏アカを作ったと言っても過言ではありません。
というのは冗談ですが,ツイッターでは人のことを悪く言ったり,誰かの揚げ足をとってみたり,クソ男をディスったりするとウケやすい傾向があるのは事実だと思います。
アカウントのあり方にもよりますが,見知らぬ人間の幸せそうな姿を見て微笑む人よりは,人の不幸や弱点を探すハイエナのような層が多いイメージ。
修羅の国と表現する方もいらっしゃいますね。
かく言う私も,その「ツイッター受け」に味を占めていました。
独断と偏見による彼氏・夫の嫌いな言い方ランキング
— さやかちゃん (@sayakacha_n) 2018年11月2日
第1位 相方
第2位 同居人
第3位 彼くん・夫くん・旦那さま
クソツイート。
こんなの,非リア女の妬みの塊でしかないんですよ。
でも残念ながらこのツイートが,私の2ヶ月のツイッターライフで最も多くの人に反応をいただいたツイートです。
自分に大好きな彼ぴっぴ♡♡がいるときには人様の同居人だのオット氏だのはどうでもいいんですよね。
めちゃめちゃ濃厚な変態セックスをするカップルがツイッターではお互いのことをさも性的に見ていないかのように「相方」と呼び合っていても,本来私にもこのツイートに共感してくれた人にも,全く関係がないはずなのです。
一瞬心の中に「芸人か?」という疑問は浮かぶかもしれないけれど,次の瞬間には忘れるのが普通です。
でも好きな人に振られたばかりの私には,相方とか同居人と呼ぶ恋人がいることが,結局どこかで羨ましい。
羨ましくて妬ましいからこそ,「好き」じゃなくて「嫌い」なランキングとかいうくだらないものを公開してしまうのです。
悪口や妬みは,それを使ってどんなに上手いことを言ったとしても,言う側の立場が下なのでどこまでいっても完全なる敗北です。
そして,おちんぽサイコパスことセフレに泣かされたり,Tinderの非モテくんへの不満をこぼしたりしている方がツイッターではわかりやすくウケる一方で,そうした負の発信は人の悪意を引き寄せやすく,自分にとってプラスにならないことも実感し始めました。
クソ男を叩くツイートはクソ男を叩きたい男女とクソ男を叩く人間を叩きたい人間しか呼ばないんですよ。
ここで一度話が大きくなりますが,私はこれまでの人生で基本的には人に恵まれてきたと思います。
人の剥き出しの悪意に触れたり,誰かを陥れようということばかり考えている人と出会ったりすることは,ツイッター以外では全くと言っていいほど経験がありません。
その要因は,勿論ネットと違い匿名性が低いということがありつつも,私自身が選んで身を置いてきた環境が良かったことにもあると思っています。
であれば,ツイッターもできるだけ居心地の良い場所に自分で寄せていくべきだろうと。
こんな素敵な人と関わりたいな,こんな人たちに囲まれていたいなと思えるような人物像にまずは自分を近づけることが一番だと思いました。
「親しい人を順番に10人足して10で割ったのがあなたという人間だ」という言葉を聞いたことはありませんか?
これって逆も言えると思うのです。
今の自分や周囲に対して不満があるとき,商にあたる自分が変わることができれば,自分を構成する要素であるはずの親しい10人も変わりますよね。
「人は変えられない、変えられるのは自分だけ」という言葉もあります。
だからまずは自分が変わろう,そうすれば相手にもわかってもらえるから,という文脈で用いられているのもよく目にしますが……
個人的には,自分が変わったあとで相手も変わる可能性は限りなく低いと思います。
自分が変わったときに親しい10人も変わる,というのは,近くにいた人が「変化する」のではなくて「入れ替わる」イメージ。
ステージというと大袈裟ですが,お互いが自分の中で基盤とする意識がズレると話が合わなくなって,話が合わなくなると関係は自然と疎遠になると思います。
逆に話が合って居心地が良い人とは,意識せずともいつのまにか親しくなっていることが多いのでは?
自分が人に言われたい言葉だけを口にする,自分が囲まれたい綺麗な文章だけで世界を作っていく,それができるのも匿名アカウントの良さだと思うのです。
もちろんどんなに気をつけてもクソリプは湧くので,そんなときはスッと目を閉じるようにしています。
前置きが長すぎてもはや前置きではなくなっていますが,ここで言いたいのは悪口を言うことにはデメリットしかないよということでした。
今回の記事を書くに当たって参考にした書籍は前回同様,樺沢紫苑さんの『学びを結果に変える アウトプット大全』です。
この本で挙げられている悪口を言うことのデメリットは3つ。
- ストレスホルモンが増える。
- 人間関係が悪化する。
- 悪いところ探しの名人となる。
樺沢先生によると「他人の悪いところが目につくようになるだけでなく,自分の短所,欠点,悪いところにも目がいくようになる」そう。
確かに日常的にSNSで人の自撮りや投稿を批判ばかりしているような人って,自分が投稿するときにできることもすごく狭くなっていて大変そうですよね。
自分に厳しく他人にも厳しい人は他人に厳しく自分には甘い人よりはマシだと思いますが,私はできる限り他人には寛容でありたいなあといつも思っています。
私が悪口のデメリットとしてもう1つあげたいのは,人間の脳は自分が言った(アウトプットした)内容も,聞いた(インプットした)内容と同じように扱ってしまうから,人を傷つけようとするときには自分も少なからず傷つくということ。
悪口は本当に「自分に返ってくる」ので,言わないようにしたいよねと思うわけです。
もう一度言いますがここまでは前置きで,本題はここからです。
悪口や愚痴を言わずにすむ方法を考えよう
結論から言うと,悪口を言いたくなったら人に言う代わりに「ノートや日記に書いて昇華しよう」という話です。
樺沢先生によると,「苦しい」「つらい」といった思いを打ち明け 言葉で表現することは,それだけで癒しの効果につながるそうです。
「言葉で表現する」を具体的に言うと2パターンあります。
- 人に相談する。
- ノートに自分の思い,苦しさ,つらさを書き殴る。できれば,日記をつける。
ここでは,2の「ノートに書き殴る。できれば日記をつける」を採用します。
相手がある問題を他人に相談すると,それが悪口のようにとられてしまったり,意図しない広がり方をしてしまう恐れがあるからです。
ノートを書こう。日記をつけよう。
樺沢先生曰く,日記を書くことのメリットは5つ。
- 書く能力が高まる。
- 自己洞察力,内省能力,レジリエンス*が高まる
- 「楽しい」を発見する能力が高まる
- ストレスが発散される
- 幸せになる
*レジリエンス……ストレス耐性のこと。心のしなやかさ などと表現されることもある。
4つめの「ストレスが発散される」というのが今回の悪口を防ぐ方法として日記が有効な理由ですね。
正直な話をすると,私は2018年にも手帳に日記をつけると決意しましたが,夏休みにほとんど手帳を開かなくなったタイミングで挫折しました。
思うに原因は,日記を続けることに何の目的もなかったためです。
意味があると思えないことは続きません。
一方で,化粧品の使用頻度を可視化するために毎朝つかったものを撮影する習慣は,1年以上毎日続いています。
これを続けられたのは,片付けのときに処分するべきコスメがわかって便利だし,撮る作業は数秒で済むので簡単だからです。
自分にとって都合が良い,意味のある習慣は続けやすい。
私の2019年の大きな目標は,自分を好きだと言える自分になることです。
理想の自分像については考え出すとキリがなくなりますが,就活の自己分析などを通して明確になった自分が喜びを感じるポイントは2つありました。
私が幸せを感じるのは人から寄せられる信頼と自分の成長を実感する瞬間です。
幸せなときに自分のことを嫌いだと思う状況ってあまり想像がつかないので,基本的には幸せに ご機嫌に 過ごせたら,自分を好きでいられるのではないかと考えています。
そのために達成したいのが,この2つ。
- 何があっても人の悪口を言わない。
- インプットしたことは必ずフィードバックを受けられる形でアウトプットする。
私が心から信頼できる友達は男女1人ずついますが,2人に共通するのは本当に悪口を言わないということです。
見習いたい。
俺が知る限り、カッコいいな、素敵だなと思える人は男でも女でも、一度関係を持った相手のことを悪く言ったりはしない。たとえその恋が実らなかったとしても。
— ヒデヨシ (@cook_hideyoshi) 2018年12月27日
過去に関係を持った男のことを,愛を込めて「クソ男」「粗チン」と呼ぶのも今年はやめようと思いました。
話を戻します。
2019年の大きな目標「自分を好きだと言える自分になること」を達成するために,悪口を言わず,学習を通して成長し続けたい。
この記事で宣言したいのは,今年はその手段としての日記・ノートとして,人生で何度目かの日記に挑戦してみます!ということです。
さて,ここまで書いてきたように,ノートを書くこと・日記をつけることはそれ自体が悪口(愚痴)を外に出さないためのソリューションになりますが,気をつけるべきことが1つあります。
それは書くときに、ネガティブをポジティブに変換すること。
愚痴などのネガティブな内容をガス抜きのために書きたい人(私)は,この練習をすることでレジリエンスが高まるとともにポジティブ思考が強化されるのだとか。
ネガティブ例「書類が締め切りに間に合わず上司に叱られた。前もって言ってくれればいいのに。」
ポジティブ例「書類の締切を破って上司に叱られた。今後は手帳に締切を記して同じ失敗はしない。」
愚痴を愚痴のまま書くと,悪口を言うデメリットの「人間関係の悪化」以外は防げない様子。
ネガティブ→ポジティブ変換は思考の癖にしたいです。
またこれは日記というよりもノート寄りですが,合わせて新年に実行したいアウトプット習慣を2つ紹介します。
・インプットした直後に脳内をノートに焼き付けるように書き出すこと。
時間が経てば経つほど思い出せなくなります。
・アイディアや閃き,気付きはすべてメモかノート,スマホに書き留めること。
脳のトレイにこれらを入れっぱなしにした状態では動作スピードが落ちるし,何よりも忘れたらもったいないからです。
私たちはともすれば自分の脳を過信してしまいがちですが,特にストレスコントロールと思考の整理については頭の中で済ませようとしないことが大切なのだと思いました。
さて,
鉄は熱いうちに打て
閃きは忘れる前に書け
意識は高いうちに実行に移せ
ということで早速amazonでノートを買いました〜!
敬愛するヒデヨシさんのおすすめ、ニトムズのA5ノートです。
社会人こそ自己分析が必要だ。秘密のノートに自分をさらけ出すべきだ。 - 俺の遺言を聴いてほしい
ちなみに黒ボールペンは5年間くらいジェットストリームの0.5を愛用してきましたが,最近「ユニボールシグノ ノック式ゲルインクボールペン 0.38mm」を買ってみました。
比較した感想としては,滑らかさで言えばジェットストリームの勝ちだけれど,私は微妙に紙に引っかかるユニボールシグノの方がほどよく力をかけられて書きやすい という逆説的な(?)結果に。
手帳兼日記帳には、自分に「就活頑張るぞ」と言い聞かせながら買ったパーカーのアーバン(たしか7,000円くらい)を差しています。
今回も「ノート習慣を取り入れて継続するぞ」という決意をした途端 迷わずちょっと高めのノートを買っているし,私は結構こういう浪費の仕方をするきらいがありますね。
こういった自己分析を日々行っていくのが日記習慣なのだとしたら,続けられない理由は「時間がない」くらいしかなさそうだなと言うのが現時点での感想です。楽しく頑張れそう。
夜が明けて,皆がツイッターやインスタで宣言する新年の抱負を見るのが楽しみです!
今回も長くなりましたが,お付き合いいただきありがとうございました。
改めまして,2019年,
どうぞよろしくお願いします♡
参考文献
樺沢紫苑『学びを結果に変える アウトプット大全』サンクチュアリ出版,2018年,269頁。