はじめまして,E女です。
画像はイメージです
今年の10月29日にツイッターの裏アカウント(@sayakacha_n)を開設して,恋愛ポエムや卒論の愚痴,たまにちょっと知識をひけらかすようなツイートなどを書き散らしてきました。
初投稿の今回は,書籍『アウトプット大全』を読んでブログを始めてみました!という話です。
裏アカを始めた理由
まず自己紹介も兼ねて,匿名アカウントを始めた経緯からお話しますね。
鍵付きの実名アカウント(とその縮小アカウント)でツイッターを使っていた私にとって,ツイッターは基本的にインプットの場でした。
メインのアカウントで高校大学の先輩後輩友達と繋がりつつ情報収集をして,大学の同期だけフォローしたサブアカウントでは内輪ノリのネタツイばかり。
最もFF人数が少なく特に仲の良い女としか繋がらない縮小アカウントは,女子会のイメージです。
つまりトレンドや美容の話が1割,
男の愚痴が9割。
もちろん一番ツイート数が多いのは縮小アカウントです。
これは余談ですが,私は常日頃人間の本音は最もフォロワー数が少ないアカウントにしか表れない説を推しています。
話を戻します。
私は幸運なことに,今年の10月に実名アカウントで一方的にフォローしていた裏アカ界隈の方々とお会いする機会に恵まれました。
裏アカ界隈,恋愛工学界隈の方のフォローを始めたときにも,その方々が「ツイッター合コン」なる企画で女子の参加者を募り始めたときにも,自分が実際に会えるなんて予感していなかったし,その場で裏アカウントを作ることになるとも思っていませんでした。
本当に運が良かったとしか言いようがないと思います。
私が「E女」として発したツイートの多くは,フォロワー数たった10人ほどの縮小アカウントで書き連ねていた恋愛ポエムです。
親友しか見ていないアカウントでしか言えなかった内容は,つまり実名で繋がっている多くの人には知られたくないことでした。
匿名アカウントだからこそ,メンヘラポエムと意識の高いツイートを,他人のフィードバックを受けながら発散できるのです。
いいとこ取りです。
これは私にとって本当に贅沢なことでした。
私はもともと中高生の頃にホームページを自作してメルマガやブログ,Web小説を書いていたタイプで,察するにポエムを書かずにはいられない体質です。
大学生になってツイッターの非公開アカウント(と大学のレポートやテスト)だけに絞ってしまっていた「書く」こと。
私にとっては全く苦でないし,それを世に出して知らない人からフィードバックがあることの楽しさに再びハマりました。
おかげで卒論が捗ったり捗らなくなったりしましたが,それを応援してくれたのも労ってくれたのもツイッターで繋がった人たちでした!
ブログを始める理由と目的
ここまで書いてきたように,ポエムを綴る際にはツイッターに特に難を感じていませんでした。
むしろ,誰のことを言っているのかわからないように匿名性を保ちつつ発言するには,140字制限くらいがちょうど良くて。
付き合わないならしないよって言える強さ、付き合えないからもう会わないよって言える優しさ、恋愛感情を隠せなかった弱さ、するけど付き合えないよって先に言ってくれた優しさ、付き合えなくてもいいって言ったのに結局諦められずにいる弱さ
— さやかちゃん (@sayakacha_n) 2018年12月17日
酔い方も何もかも全部中途半端で泣きそうだし、こういうときにいつも電話をかけてた男友達とも最近訳あって気まずくなっちゃったからもう頼るところがなくて、こういうときに初めて彼氏が欲しいなあと思っちゃったりする、勢いで作ってもどうせすぐ飽きてあなたなんかいらないって捨てるくせにね
— さやかちゃん (@sayakacha_n) 2018年12月26日
でも,たまにつぶやく学のありそうなツイートがウケるのも嬉しかったんです。
実名のアカウントでは意識が高いと思われそうで恥ずかしくて言えないようなことを言えるのが,裏アカウントの良さだと思います。
たとえばこんなツイート。
これは自戒だけど、人は可視行動でしか評価されないって常に意識しておきたい。自分を優柔不断な人間だと思ってた頃、上司に"決断力と行動力の人"だと言われて驚いたことがある。それは「考えて行動に移したこと」よりも「考えたけど実行しなかったこと」が多い事実は自分しか知らないからなんだよね。
— さやかちゃん (@sayakacha_n) 2018年11月27日
情報リテラシーは確かに大切だけど過信は禁物。人間の脳は情報内容より先に情報源を忘れるようにできていて,信頼性が低い情報源から得た情報は時間の経過とともにその情報源由来の信頼性の低さが消えていき,内容だけが記憶に残る。これはスリーパー効果と言って情報選択の能力の高さとは関係がない。
— さやかちゃん (@sayakacha_n) 2018年12月30日
ある男性への不満をつぶやくと,私のこともその男性のことも全く知らないアカウントから「それはお前がブスだからだよ!」などと言われてしまうツイッター。
同じアカウントを使っても,自分が得た知識のメモとか前向きな気づきを発信すると返ってくる反応は「有用な情報をありがとう!」「自分の考えがしっかりしていて素敵♡」となります。
当然,後者の方が幸せな世界だし,私が身を置きたい環境です。
こうした実感からも,学んだことは積極的にツイッターでアウトプットしようと思うようになりました。
ただ,上に載せた真面目そうなツイートはどちらも前後3ツイートくらいは同じことを抽象レベルを下げて言い換えたり,補足したりしています。
本で読んだことだったり,講義で聞き齧った内容だったり,実体験だったり……
インプットした知識があって,それを受けて気づいたことがあって,だから自分がこれから何をどうしたいかを語りたい。
根拠を示しながら何かを論じたいときには,明らかに文字数が足りないのがツイッターなんですよね。
3ツイート400字くらいで喋ってもまだ足りないなと思うことも増えていて,はなからツイートでは説明しきれないだろうなと思う事柄については下書きにメモが溜まるばかりになってきていました。
12/31現在,数えてみたら下書きは180個あります。
半分くらいはメンヘラポエムですが。
こんな状況で,ある方と その下書きに留めていたような内容の話をしていたら「ブログで書いた方がいいよ」と言っていただいて。
速攻でブログを開設!
…したら良かったんですけど,そのときちょっと忙しくしていたこともあり「ブログ始めてみようかな」ということを意識の隅に置いたまま数日が過ぎました。
昨日何となく立ち寄った本屋さんで見つけたのが,精神科医 樺沢紫苑さんの書籍『学びを結果に変える アウトプット大全』です。
アウトプット・トレーニングとしてのブログ
樺沢先生によると,人生の成功法則は「アウトプット」これに尽きるそう。
読書をしたり大学の講義を受けたりするのは全てインプットに当たります。
得られるのは何かを理解した気分になれるだけの「自己満足」です。
一方,昨日までの行動と今日の行動に変化があるのが「自己成長」。
これはアウトプットからしか生まれないそうです。
アウトプットとは,自分の知見を人に話したり書いたりして表現することを含め,実際に行動すること全般を指します。
思い返すと私はインプットだけで満足していたり,表現して整理するアウトプットを挟まずに行動に移した結果,中途半端に終わったりしてきました。
これからは,
人の話を聞き,著作物を読み(インプット)
↓
本の感想を文章にし(アウトプット)
↓
気づきに基づいて行動する(アウトプット)
という3つを必ずセットにして学習のサイクルを回したいと思います。
文章と呼べるものを書くにはツイッターでは文字数が足りないので,突然ですがブログを始めます!
ということだけを書くためにこの長ったらしい記事を書くくらい,私は作文が好きなんだというのがこの記事でお伝えしたかったことでした♡
今回は『アウトプット大全』で得た気づきをほとんど盛り込めていないので,次回は私の2019年の目標と絡めつつ,アウトプットトレーニングについても紹介したいです。
長くなりましたが,お読みいただきありがとうございました!
「E女」こと,さやかでした。
学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)
- 作者: 樺沢紫苑
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2018/08/03
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参考文献
樺沢紫苑『学びを結果に変える アウトプット大全』サンクチュアリ出版,2018年,269頁。